エネルギーを伝える本=ビーイング・ユー、チェンジング・ザ・ワールド=
昨日まで書いていたことが答えとなって現れる
今日は飯田高原のマルシェにアクセスで出店するつもりだったんですが、まさかの風邪。少し熱もあり、お休みすることにしました。久々にお仕事しながら友達とのんびり遊べるかなって思っていたので残念でしたが、行けなくなったかわりに、寝ながら数日前に届いたこの本を読んでいました。
『ビーイング・ユー、チェンジング・ザ・ワールド』
著者はアクセス・コンシャスネスの共同創設者、Dr. デーン・ヒア。2012年に出版された本で、アクセスの中では基本的な書籍といえるのですが、なかなか興味が出なくて今まで読まないでいました。
何しろ、私、あんまり本を読まないんですよ。文章書く仕事のくせに!(笑)
ネットの時事記事チェックは好きなので、ものすご読んでますけど。
で、届いてみたら、厚さ2cm、500ページに迫る存在感のある本でした。興味のないものは届いてもとことん読まないので、読めるのかなあって思ったんですが、いざ読み出すとスラスラ読める。
興味がある内容というのももちろんあるんですが、なんだかこの本、本から著者のエネルギーを感じるんです。文章がどうとかそういうことではなく、ページを開いて文字を目で追っていくと、言葉がこちらに近づいてくるんですよ。書いたその人が私に語りかけるような感じで。
こういう伝え方もあるんだなー。
そして内容は、昨日までブログに書いていたことをおさらいするような内容でした。
物質は塊だけど塊ではないこと、エネルギーは体を超えて広がっていくこと、概念が現実をつくっていること、限界は自分が決めていること、自己批判や過去に蓄積してきた習慣によって決めている自分はいつでも変えることができること…。アクセスのことを書いていたので当然って言えば当然なのですが、答えって、こうやって目の前にやってくるんですよね。
そんな感じだったので、読みながら寝落ちして、起きたらまた読んでを何度か繰り返し、気づけは1/3くらいまで読み進んでいました。
そんな時に、以前アクセス・バーズのクラスを受けてくれた方からSOSの連絡が。
ワクワクを思い出せ
それは、旅先で見つけた宝物を持って帰るかどうかで悩んでいるという相談でした。彼女はワクワクしながら見つけたその宝物を持って帰りたいのだけど、それはひょっとしてよくないことなんじゃないかと悩んでいたのです。ちょっとしたことなのですが、彼女はすっかり悩みのループにはまってしまい、ああしたらこうなるかも、こうしたらああなるかもといろんな可能性を考え、自分がそれを実行したら他の人がどう思うかを考え、最初のワクワクが悩みの苦しみへとすっかり変わってしまっていたのです。
すっかり、自己批判と自己悲観の嵐。思考の癖で、ワクワクよりも苦しみの方へ反応するようになっていて、その思考回路から抜け出せなくなっていました。これには、彼女が子どもの頃からの経験で、自分が楽しいと思うことを選べないできたことが関係しているようでした。そして、自分がワクワクしながらその宝物を見つけたことすら忘れてしまっていました。あるのはただ、苦しみと悩みだけ。
こういう時は、まず、考えないこと、思わないことを勧めます。思考を止めて、思考の無限ループに入るのを止めるんです。
それから問いかけます。自分は本当はどうしたい? 望む状態になるには? というように、自分で結論を探すのではなく、問いかけながら答えがやってくるのを待ちます。
すぐに答えが欲しい時は、感覚を使って判断することもあります。その言葉やイメージを感じて、軽い方を選ぶんです。ポイントは、そのエナジーになること。自分を、ありたい姿や現実になった時をイメージしたエナジーに変えることで、その現実を起こしていきます。
これは、地図を見ながら歩いている時、向かっているところが自分が行きたかった場所とが違うことに気づいて新しく目的地を設定するような感覚かな。先に結果を知っておくと迷わずにそこにいきやすくなるって、そんな感じです。いつもの思考回路にはまってしまうと、どうやっていくかに意識が向けられ、もともと自分が行きたかった場所を忘れてしまうことが、あるんですよね。
そんな話をしているうちに、彼女は自分にワクワクがあったことを思い出しました。そして、何を選んでも間違いはないし、自分には自分が楽しいことを選ぶ選択肢があるということに気づいてくれました。どうするかは明日の朝家族と話して決めるということですが、スッキリした様子で電話を切りました。
もう大丈夫。大事なのは、自己批判をやめて「自分にOKを出す」こと。それができれば、どんな結果でも受け入れることができるでしょう。
そんなことを書いている間にもうちのニャンコ達は、2匹でクモを追っかけたり、ムカデを追っかけたり(笑)。真夜中のハンティング、お疲れさん!